太陽光発電パネル架台 ST-Frame Lite の開発、販売
当社関係会社 エムエスアイソーラー株式会社 発表
発表日:2013.08.05
エムエスアイソーラー株式会社

 エムエスアイソーラー株式会社(香川県坂出市築港町1丁目4番6号 代表取締役 森崎敏彦)は、優れた耐食性と強度を併せ持つニ相ステンレス鋼を使用した、低コストかつ高機能な太陽光発電パネル架台ST-Frame Liteを開発し販売を始めました。
  開発の背景としては、再生可能エネルギーの全量買取制度がスタートした2012年以降、太陽光発電システムを構成するモジュールや周辺機器の価格下落に伴い、設置工事費も徐々に下降し始め、システム全体の機能・コストを左右する設置架台は、更に低コストで高い機能が要求され始めたことにあります。
 エムエスアイソーラー株式会社は、森崎工業㈱、(有)泉川製作所、新光電装㈱の3社により平成25年4月に特別目的会社として設立し、太陽光発電所の設置・運営及び発電電力の売電を主な事業内容としています。
 この度、省資源ステンレスでありながら、SUS304ステンレス鋼と同等以上の特性を持った二相ステンレス鋼NSSCR2120(新日鐵住金ステンレス㈱製)のコイル材をレベラーフィーダにより加工することで、生産工程の削減、材料ロスの低減、製品精度の向上などにより、製品を低価格・短納期で製作することが可能になりました。
 なお、本年12月完成予定の四国ガス産業㈱様の坂出太陽光発電所(パネル設置容量2016kw)に採用いただき、8月中旬より設置予定です。

製品の特長

1,優れた耐食性と強度
部材となる新日鐵住金ステンレス㈱が新開発した二相鋼NSSCR2120は、金属組織をフェライトとオーステナイトの二相混在としたステンレス鋼で、SUS304と比較し、省資源でありながら同等以上の耐食性と2倍の強度を持ち、高耐食性を生かした普通鋼メッキ鋼板製では困難な設置環境を問わない塗装省略、高強度を生かした薄肉軽量化により、商品化コスト、運搬コストの低減が図れるとともに、重機を使用せずに組立が簡易(*1.1ユニット:2人で1時間程度)であることから、現場施工コストも低減できます。(設計:(有)泉川製作所 社長 泉川道広)

*1. 1ユニット 245W/枚:1652X994X46mm 46kg パネル18枚取付
パネル縦置き3段,6列
1ユニット重量 : 132.65 kg (最重量部材13.05kg)
 

2,製作自由度の高さと低価格、短納期
 コイル材をレベラーフィーダで加工することにより生産スピードを上げ、定尺のフラットバー等の加工と比べ、必要な長さで加工できるなど自由度が高く、また材料ロスが0.1%未満と少ないため、工場での加工コストを低減するとともに、小ロット(10kw)からの製作が、短納期(最短1ヶ月)で可能です。価格については太陽電池モジュール1000kwの設置容量の場合、架台材料費が1800万(標準価格)となります。(加工:㈱コマックス :香川県綾歌宇多津町浜4番丁41番地 代表取締役 小松正敏)

3,多メーカー対応
 発電モジュールはシャープ、京セラ、三菱、東芝、サンテック、ハンファQセルズ等多くのメーカーに対応でき、またコンクリート基礎、コンクリート置き基礎、杭打ち工法等の各種基礎にもフレキシブルに対応可能です。

<ST-Frame Lite製品仕様例>
シャープ245W縦3段6列仕様
搭載太陽電池モジュール  シャープ ND245FB 外形寸法1652x994x46mm 重量19kg/枚
架台構成         縦置き3段
アレイ列数        6列
架台材質         ニ相ステンレス鋼NSSCR2120(メーカー:新日鉄住金ステンレス㈱)
設置角度         10度(15度対応可能)
耐荷重性能        1232Pa